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産業と海の街・神栖市

神栖市は、茨城県の東南端に位置する、人口約9万3千人の街です。

 

東側は太平洋に、南側・西側は利根川を経て千葉県に、北西側は鹿嶋市および潮来市に接した南北に長い形状をしており、東側は臨海工業地帯、西側に農業地帯が広がっています。

 

東京まで車で約100km、高速バスの運行本数も多く、また、成田空港までは電車で40分と国内外のアクセスが良好です。

 

 

 

神栖市の特徴

神栖市は、南北に細長く、総面積は146.98㎢で、砂礫の堆積層と新旧の砂丘や沖積平野から成り立っています。

平坦な砂礫の堆積層は、古くから建設資材として活用されており、その平坦な地形は、大規模開発に適した地として、鹿島開発が行われました。

 

利根川に面した沖積平野である低湿地は、水田として利用されており、下利根地方の水運の拠点ともなっていました。

 

気候は海洋性気候に属し、四季を通じて比較的温暖な地域です。こうした気候からアウトドアスポーツが盛んで、太平洋に面していることから海水浴やサーフィンなどのマリンスポーツや、内陸部では、サッカー、テニスなど幅広いスポーツを楽しむことができます。

鹿島臨海工業地帯

鹿島臨海工業地帯は、鹿島港を中心に、鹿嶋市・神栖市一帯に広がる工業地帯です。

 

以前は農業と漁業が中心の「陸の孤島」と呼ばれた非常に貧しい地域でしたが、1960年に始まった国家プロジェクト「鹿島開発」によって開発が進み、現在では世界最大級の掘込式人工港「鹿島港」を核に、企業数にして150社余、従業員数にして22,000人余りに及ぶ、鉄鋼・石油を中心とした重化学コンビナートが形成されました。

 

鹿島臨海工業地帯は地上からは勿論のこと、高さ52ｍの港公園展望塔から、また遊覧船ユーリカ号に乗って海上から、と様々な角度から眺望を楽しめる数少ない工場スポットです。また、ライトアップされた幻想的な夜景や明け方など、朝から晩まで一日中楽しむことができます。

パワースポットと日本一

パワースポット「息栖神社」

茨城県南部と千葉県にまたがる地域に「東国三社」と呼ばれる三つの神社があります。

鹿島神宮、香取神宮、息栖神社は東国三社として信仰の篤い神社であり、現在でも東国三社参りが行われています。

鹿島と香取に祭られる二神が武神でありその神剣であるのに対して、息栖神社は、武神の乗り物であった「天鳥舟」神が祭られています。

鹿島と香取の両神宮が、荘厳な作りなのに対して、息栖神社は「土地の守り神」として古く寂かな森の中に鎮まっています。

 

日本一の生産量「ピーマン・若松」

ピーマンは、神栖市の温暖であり砂地が多く水はけが良い気候に合った作物で、現在日本一の生産量を誇っています。ビニールハウスで栽培し日本で唯一、１年中出荷をすることができます。

 

若松とは芽生えてからあまり年月の立っていない小松のことで、お正月の飾りつけなどで使われる松を言います。神栖市は全国の生産量の約６０％を占めていて、こちらも日本一となっています。

神栖市のごみ処理ルール

神栖市では、「可燃物」「不燃物」それぞれ、市指定の袋に入れ、処分します。

 

粗大ごみは、戸別回収の場合は、出すごみに「粗大ごみ」と「氏名」を記入し貼り付けて、予約して回収します。

 

ごみが5個を超える場合や引越しの際などは、神栖地域の方は「神栖市第一リサイクルプラザ」に、波崎地域の方は「神栖市第二リサイクルプラザ」に直接持ち込みして、処分します。

神栖市の対応エリア

息栖 | 居切 | 石神 | 太田 | 太田新町 | 大野原 | 大野原中央 | 奥野谷 | 神栖 | 賀 | 木崎 | 北浜 | 知手 | 知手中央 | 芝崎 | 下幡木 | 須田 | 砂山 | 高浜 | 田畑 | 筒井 | 東和田 | 土合北 | 土合中央 | 土合西 | 土合東 | 土合本町 | 土合南 | 日川 | 萩原 | 波崎 | 波崎新港 | 光 | 東深芝 | 平泉 | 平泉東 | 深芝 | 深芝南 | 堀割 | 溝口 | 南浜 | 矢田部 | 柳川 | 柳川中央 | 横瀬 | 若松中央 | 鰐川