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生前整理でやること 2

 

④ 思い出資産や私的資産の整理
思い出のつまった写真や動画、趣味で集めた書籍やCDなどのコレクション。
こうした「思い出資産」や「私的資産」は、思い入れがあるからこそなかなか整理できないものです。

 

しかし、思い出資産や私的資産ほど家族は取り扱いに困ってしまうことも。
自分が亡くなった後は誰かに資産を渡したいのか、あるいは誰にも残さず処分したいのか。「どうしたいのか」を整理してその希望を家族に伝えておくことが大切です。

 

例えば、スマホやパソコンに保存している写真は、整理して家族に共有しておく。
趣味のコレクションは趣味仲間や友達に渡す、あるいは処分するという希望を家族に知らせておく。
こうすることで、周囲の人も処分に困らずに済みます。
思い出資産や私的資産を整理するコツは、アナログ資産とデジタル資産を分けることです。

 

なお、スマホについては遺族であってもロック解除の対応はしてもらえない可能性が高いです。
スマホに保存しているデータは特に、何らかの方法でデータを共有できるようにしておきましょう。

 

⑤ 不要品の整理・処分
一通り生前整理ができてきたら、身の回りの不要品整理をしていきましょう。

 

不要品の整理は断捨離にもなるため、定期的に行うことで暮らし全般の管理がしやすくなります。物が少なければ掃除もしやすく、無駄なものを持たずにシンプルな暮らしを実現できます。

 

自分にとって何が必要で何が不要かを考えていけば、残りの人生をどう生きたいかがより明確になるでしょう。

 

物が少ないと、家族が遺品整理しやすくなるというメリットもあります。周囲の人のことを考え、少しずつ物を減らしていく癖をつけましょう。

 

生前整理をためらう理由の1つに、生前、家族に自身の財産や情報を開示することに対する心理的抵抗があると言います。
とは言え、心理的抵抗を抱えたままで何も生前整理をしなければ、万が一の際に、見られたくない情報まで見られてしまう可能性もあります。

 

生前整理には、家族であっても触れられたくない私的な資産と、死後であれば見せても良い情報をすみ分ける側面もあります。

 

人間誰しも、いつどこでどう亡くなるか分かりません。また、事故や病気で認知機能が低下する可能性もあります。

 

万が一のことが起きたときに自分の財産や大切な資産をどうするのか、家族に伝えたい情報や思いを整理することが生前整理の役割です。

 

生前整理は高齢者になってからするものではなく、すべての人に関係する重要な手続きです。

 

若い人も家族がいる人もいない人も、万が一に備えて少しずつ生前整理を始めましょう。

 

もちろん当社でも生前整理のお手伝いを行なっておりますので、処分したい物や残されたい物の分別、物置の整理、処分したい物の買取希望、大きい物の処分の相談、お見積もりのみでもかまいません

 

まずは、あなたの今まで歩んできた人生を振り返る意味でも、生前整理の1歩を踏み出してみませんか?

 

どんなお悩みでもかまいません。
お気軽にご相談ください。

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